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【事業再構築補助金 メモ】~製造方法等の新規性要件~

 よくある質問の【業態転換、事業再編】で、
「内製化は「製造方法等の新規性要件」に該当するか」という問いがあり、その答えは、
「満たしうると考えられます。」となっていました。

 新規性要件に関する3つの事項を順に見ていくと、

 「①過去に同じ方法で製造等をしていた実績がないこと」については、過去に内製化していた実績がなければ、クリアできるでしょう。
 例えば、創業から同じ製品やサービスを提供し続けている企業で、創業時に資金や人的体制の制約から、その一部を外注としたのがそのまま続いていたのを今回、内製化する場合などが考えられます。

 「②新たな製造方法等に用いる主要な設備等を変更すること」については、①の事例で、製造設備やサービス提供のための装置を新規導入するのであれば、クリアできるでしょう。
 ただし、社内の生産体制の改善により、既存施設の稼働率が下がり余裕が出たので、外注品を既存設備を使って内製化するといった場合は、クリアできません。

 「③定量的に性能又は効能が異なること」については、自社生産のデータを時系列でしっかり把握している企業であれば、数字で示すことは可能でしょう。

 内製化で難しいのは、製造方法等の新規性要件より、製品の新規性、商品等の新規性要件をクリアする方ではないかというのが私の実感です。

 例えば、食品加工の切り口で見ると、内製化による製造日数の短縮、温度管理のレベルアップ、生産数量調整の容易化などで、従来は賞味期限の壁に阻まれて実現できなかった製品を今回の再構築で市場投入するといったことなのかと考えます。